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整体ライフスクール

からだの治る力、
野性を育て、
元気に生きる

標高650mの赤城山のこの地の森にうぐいすの声がこだまし、薄い桃色の山桜が咲くのは4月の半ば過ぎです。ここでは毎年約1ヶ月の間、町から順々に山をのぼってくる桜の花の景色を楽しんでいます。

 田んぼの近くのお寺の桜が満開になる頃には、田んぼの土も起き出してもみ撒きが始まります。田んぼの畦に、つくし、せり、のかんぞうが顔を覗かせ、この時期だけの、おひたし、天ぷら、酢味噌として頂きます。食卓に春の風が運ばれ、季節のめぐりを感じます。春に野のものを食べることで、人間のからだの解毒作用はとても活発になります。

 桜の花のように大きく広く胸を開いて、たくさん空気を吸えるように心がけてください。からだも心も開いてお花見も一層楽しく感じられるでしょう。春は気が上がりやすい傾向があり、神経も過敏になりやすい時ですが、心がけて腰を伸ばして反らして、下腹でゆっくり呼吸し、手足の指も思い切り開いて足の三点でしっかりと大地に足をつけ、安定した呼吸を心がけましょう。

 日本の豊かな春を楽しんでください。

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